こんにちは、タカシです^^
今回は、
クラシエから販売されている
「いち髪 濃密W保湿ケアシャンプー」
についてレビューしていきたいと思います。
川口春奈さんや神木隆之介さんのCMで
いち髪に興味を持たれた方も
多いのではないでしょうか?
「濃密な泡で、乾燥によるダメージを補修」
「生まれたての髪の美しさを守って、芯から健やかな絹髪へ」
というキャッチコピーですね。
それでは早速、
レビューの方に移っていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
販売業者:クラシエホールディングス株式会社
代表取締役:岩倉 昌弘
所在地:〒108-8080 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー
電話番号:03-5446-3002
お問合わせ:http://www.kracie.co.jp/soudanshitsu/index.html
目次
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの成分解析は?
まずはいつも通り
いち髪 濃密W保湿ケア
の成分解析から見ていきましょう。
水、ラウロイルサルコシンTEA、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドMEA、ココイルグルタミン酸TEA、ジステアリン酸グリコール、ココイルメチルタウリンNa、コメヌカエキス、アンズ核油、チャ花エキス、ボタンエキス、ラカンセア/加水分解コメ発酵液、コメ胚芽油、サクラ葉エキス、ツバキ種子エキス、ヒオウギエキス、ムクロジエキス、塩化Na、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-49、ポリクオタニウム-10、エタノール、BG、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料、カラメル
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの洗浄成分は?
いち髪 ふんわりボリュームケアに
洗浄成分として配合されているのは
- ラウロイルサルコシンTEA
- パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
- ココイルグルタミン酸TEA
このあたりでしょうか。
メインで使われているのが
ラウロイルサルコシンTEA。
この成分は
いち髪シリーズで一貫して使われている
洗浄成分になります。
ラウロイルサルコシンTEAはアミノ酸系洗浄成分で
ラウレス硫酸ナトリウムなどの硫酸系に比べれば
髪や肌にも低刺激で安全性が高いことは確かです。
ただ、「アミノ酸系」というカテゴリーの中で
見ていくと、かなり洗浄力が高い方で
少なくとも優良な成分とは言えません。
また、言い方は悪いですが
「古臭い」というのが率直な意見。
美容メーカー始め、美容業界に携わっている人ならば、
皆さん一様に
「ラウロイルサルコシンTEA??古っ!」
というリアクションになるでしょうね^^;

ラウロイルサルコシンTEAは
決して害悪成分ではありませんが、
やはり時代遅れ感は拭いきれません。
その証拠に、ラウロイルサルコシンTEAは
旧指定表示成分というものに指定されていた成分で
この旧指定表示っていうのが制定されたのが
1980年代、つまり昭和時代の話です。
また、ここで
「なんで指定表示成分なんてものに
指定されていたんだ?」
という疑問も湧いてきます。
少なからず危険性があるから
消費者に注意を促す意味で、商品の裏に
「ラウロイルサルコシンTEAが入ってますよ」
と表記する義務が課せられていたのですからね。
このラウロイルサルコシンTEAは
アミノ酸系の成分ですから、
人体に優しく危険性の低い成分であることは確かです。
ただ、残留性が高い為ために、
コンディショニング効果として
用いられることも多かった。
残留性が高いってことは、裏を返せば
すすぎをしっかりしてあげないと
頭皮に残留し、ふけや痒みの原因になることも…
と、まぁザックリですが
そんないきさつからラウロイルサルコシンTEAには
表示義務が課せられていたたんですね。
ですから、ラウロイルサルコシンTEAについては
「悪い成分ではないが、
ふけや痒みの原因にも成り得る」
という認識で良いと思いますよ。

そして、
次の「パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン」ですが
こちらはベタイン系の洗浄成分で
低刺激で洗浄力も弱めの成分です。
最後の「ココイルグルタミン酸TEA」については
低刺激ながら泡立ちもよく
マイルド系の仕上がりが期待できる
優良なアミノ酸系洗浄成分です。
ただ、表記順から言っても決して配合量は多くなく
あくまで補佐的な役割でしょうね。
もしこのココイルグルタミン酸TEAが
メインで配合されていれば、
コストの面から言っても、実売価格500円といった
価格設定は実現不可能ですし…
以上3種の洗浄成分をトータルして考えると、
比較的低刺激で安全性が高く
硫酸系を使っていないという
最低条件はクリアしてきていますね。
ですから、市販のシャンプーの
500円クラスのカテゴリーの中では
良い部類に入ってきます。
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの補修成分は?
今回のいち髪は「濃密W保湿ケア」
ということですが、他のラインナップの
- なめらかスムースケア
- ふんわりボリュームケア
との違いが気になるところです。
成分表を見ていくと
「アンズ核油」「コメヌカエキス」
この2つの成分がW保湿の効果を
もたらしてくれると思われます。
まず「アンズ核油」、
このオイルはオレイン酸を含んでいますから、
頭皮の乾燥を抑えてくれる効果がありますよ。
反面、乾燥肌でない方が使うと
オイリーな感じになりすぎたり、
酷いときには痒みや赤みを発症させることも…

ですから、脂肌の方が
この濃密W保湿を使用されるときには
少し注意が必要かもしれませんね。
で、次のコメヌカエキス、
このエキスは毛細血管に作用し、
血行をよくしてくれる作用があります。
また、コメヌカエキスは血行促進だけでなく
保湿効果も兼ね備えているんです。
つまり、
アンズ核油とコメヌカエキスの2つの作用で
「W保湿」の効果ということなのかもしれませんね。
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの美容師の評価は?
いち髪濃密W保湿ケアは
洗浄成分にアミノ酸系をメインに使っていて
硫酸系が配合されていませんでした。
また配合量こそ少ないですが
アミノ酸系のなかでも優秀な部類の
ココイルグルタミン酸TEAも使われていましたね。
いち髪濃密W保湿ケアは本当の意味で
「アミノ酸シャンプー」
と呼べる優良シャンプーです。
ただやはり、
「市販のシャンプーの中では^^;」
ということは忘れてはいけません。
やはり、スーパーやドラッグストアなど
量販店で販売されている市販品の価格ラインって
詰め替え用で500円程が主流です。

メーカーとしても価格競争は避けられませんから
販売価格を500円に合わせようとすると
必然的に配合できる成分も限られてきます。
要は
- 洗浄成分にこだわって補修成分を捨てるか?
- 硫酸系洗浄成分を使って補修成分で煽るか?
この2択になってくるワケです。
もちろん、本当に消費者の立場にたてば
①のパターンが正しい方向性なのでしょう。
なんですが、メーカーとして利益を出すには
②のパターンで謳い文句を並べて宣伝した方が
お客さんの反応が良いので
ついつい補修成分で煽る方に頼っちゃう^^;
そういった背景からも
いち髪を販売している「クラシエ」というメーカーは
本当に使う人の立場に立った
良い商品を提供してくれているとは思います^^
と、持ち上げておいてアレなんですが…
いち髪濃密W保湿ケアは
決して悪いシャンプーではありませんが
どうしても中途半端感が否めないんですよ…
洗浄成分にしても、今回の「濃密W保湿」だけは
少しだけ差別化されています。
(ココイルグルタミン酸TEAを使用)
それなら、中途半端に配合せずに
ココイルグルタミン酸TEAをメインに使って
もっとプレミアムな位置付けにしてもらいたかった…
そうなると、価格上昇は避けられませんが
量販店にお買い物に出かける方でも、
安い商品を求めるお客さんばかりでもないんですよね。
本当に良いシャンプーなら、
使った人も喜んでくれるしリピート買いもしてくれる。
500円のラインは
既にラインアップにあるんだから、
どうせ出すなら、1種類くらいは
もっと突き抜けてもらいたかったですね。
まぁ、いち髪はどのシリーズをとっても
市販のシャンプーの中では
優秀な部類であることは間違いありません、
髪を今以上、傷めつける心配もないでしょう。
「今、髪にそれほどダメージを負っていなくて
特に気になるところもない」
という方にはおすすめできますよ。
決して、カラー・パーマで
ハイダメージを受けている髪に
積極的に使っていくシャンプーではないですね。
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの良い口コミ



冬場になるとパサツキが収まらなくなってしまします。
いち髪は以前から知っていましたが、
今回濃密W補修が登場したので使ってみました。
結果、正解でした。
かなりパサツキも抑えられて冬も乗り切れそうです。
お値段もお手頃でコスパもいい。
匂いも次の日まで残ってくれて、
友達にもいい匂いって言われます。

先に私の髪質の方ですが、硬めで多めです。
色んなシャンプーを渡り歩いてきましたが
今のところこのシャンプーに落ち着けそうです。
最初は結構キシキシしますが、
コンディショナーつけて馴染ませて洗い流すと
私の硬めの髪でもサラサラになります!
香りも一番好きな感じの甘い系の香りです!
いち髪 濃密W保湿ケアシャンプーの悪い口コミ


全然合いませんでした。
1週間ほどで頭皮の荒れと痒みが
酷くなってしまいました。
香りは好きだけど、なんか頭皮の臭いを
シャンプーの香りで誤魔化してる気もします。
頭皮の荒れと痒みがひどかったので
臭いも出てるだろうから…

これ、本当にシャンプー?
ってくらい泡立ちが悪いです。
ただシャバシャバするだけで
全然洗った気がしません。
実際に思っていた通り、
痒みも出てきて、もう最悪です。
すみませんが、このシリーズ全て
二度と買うことはないでしょう。

良いのは甘い香りだけ。
使用してまず始めに思ったのは
泡立ちが悪いこと。
私は乾燥肌なので合うかなって思ったけど
余計に乾燥するし…
やっぱり安かろう悪かろうでした。
シャンプージプシーでお悩みの方へ
繰り返しになりますが、
シャンプーで最も重視すべきポイントは
「洗浄成分がやさしいかどうか?」
ということなんですね、ホントにこれ絶対!
補修成分なんて二の次なんです!
いち髪濃密W保湿ケアはまだマシでしたが
ちょっと古い成分を使っているため
元美容師の立場から言っても、
ぶっちゃけ、おすすめできるものではありません。
特に市販のシャンプーに多い硫酸系成分を使ったシャンプーは
その強過ぎる洗浄力で髪や頭皮を傷めつけ、
「自ら傷めつけておいて補修する」
という本末転倒っぷりを披露してくれます。
あなたがヘアケアを真剣に考えていらっしゃるなら
やはり、アミノ酸シャンプーを使用されることを
強くおすすめしております^^
アミノ酸系洗浄成分は、硫酸系とは違い
髪に優しく、頭皮や肌にも優しい成分です。

なんせ、髪自体もアミノ酸で構成されていますからね、
- アミノ酸=天然物
- 硫酸系=化学合成物資
どっちが身体に優しいですか?って話。
ただ、アミノ酸でシャンプー唯一の欠点として
「価格問題」が挙げられます。
スーパーやドラッグストアに行けば
シャンプーなんて500円ほどで売っているものですが
こだわりの強いアミノ酸シャンプーとかだと
4000円、5000円なんて平気で言ってきますからね^^;
ですが実際は、
購入先や購入方法などの買い方を工夫するだけでも
かなりオトクに買えたりするものなんですよ^^

例えば、百貨店で販売されているような
アミノ酸シャンプーでも、
優秀なものは数多くありますよね。
また、それらのような優秀なシャンプーの他にも
「ネット専売のシャンプー」と言って
ネットショップでしか買えない
優秀なアミノ酸シャンプーもあるんです。
ネット専売品ですから、
広告費もメディア出稿料に比べると低く抑えられ、
その分、価格も抑えて販売できるので
店頭販売商品と同等の性能でも値段が安かったりします。
また、本当に良いシャンプーならば
宣伝せずとも、口コミで勝手に良い評判が
広まってく世の中になってきていますからね。
良いものは良い、
それは消費者が一番分かっていることです。
実際、私がおすすめさせてもらっている
アミノ酸シャンプーを使い始めてから
- 髪質が見違えるようになった
- 自分の髪じゃないみたい
- シャンプー選びに迷わなくなった
- 性格まで明るくなった
こんな嬉しいメールも日々いただいております。
もちろんシャンプー選びだけではダメですよ、
睡眠や食事・ストレス等にも
気を配りましょうね^^
「優秀なアミノ酸シャンプーは
あなたのヘアケアの手助けをしてくれる」
ただこれだけの話なんです。
まずは、あなたの生活を変える、
そこにアミノ酸シャンプーを取り入れて
美しい髪をゲットしてください!
明るい毎日が待っていますよ^^
濃密W保湿ケアという名前に引かれて購入してみましたが
名前に負けない効果があります。
夏の日差しにやられたみたいで
髪がかなり傷んでパサパサになっていました。
使ってスグにしっとりとした感触^^
ブローしてもしっとりキープ!
何と言っても甘すぎない香りがお気に入り、
毎日優しい気持ちになれます。
1本1本の髪を丁寧にケアしながら洗ってる様な感覚で、
とても気持ちいいです。