こんにちは、タカシです。
乾燥肌・肌荒れなどでお悩みの方なら
一度は「無添加シャンプー」に
興味を持たれたこともあるでしょう。
また、
「赤ちゃんや子供用に安全性の高いものを」
ということで無添加の商品を
お探しになったこともあるかもしれませんね。
ここで、
無添加シャンプーの購入をお考えのあなたに
ひとつ警告があります^^;
実際に購入される前に
「無添加シャンプーだからといって
必ずしも優良シャンプーではない」
ということを知っておいてください。
そもそも無添加シャンプーっていう
カテゴリーは明確には存在しません…
言ったもん勝ちみたいなところもあるんですよ^^;
こんな具合に
よくパッケージにも書いてあります。


でも、「無添加」ってことは
「添加されてません」ってことですよね?
よく考えてみると
「何が」って主語がなくないですか?^^;
つまり、
「何が添加されていないか」
ってことはよくわからない…
まぁ、大概の商品には
何が無添加なのかは明記されていますけどね。
しかし、法整備がされているワケでもなく
「無添加=安心安全・優秀」だと思いこんで購入すると
実はそうでもなかったりします。
私がいつも言っているように
「良さげなフレーズだけで選ぶな!」
ということですね。
無添加シャンプーを選ぶ際には
気をつけてください^^
無添加シャンプーには明確な定義がない
例えば似たようなフレーズで、
「無農薬野菜」ってありますよね、
いかにも安全性が高そうです。
で実際、無農薬野菜で「JAS認定」のものは
本当に安全性が高い野菜になります。

あなたも、スーパーの野菜コーナーで
こんなマークを見かけたことが
あるのではないでしょうか?
実は、このJASマークをもらうためには
幾つもの厳しい条件を満たす必要があり
1つでもパスできないと認定してもらえません。

だから、「無農薬=ガチで安全」なんですが
この「無農薬」というワード自体も
無農薬野菜しか使ってはイケないんですよ。
少しややこしい話になりますが
「自称無農薬野菜」みたいな書き方すら許されません。
「有機JASマーク=無農薬」であり
「無農薬=有機JASマーク」なんです。
つまり、ある農家さんが
本当に無農薬で野菜を栽培していたとしても
公的機関の認定を受けていなければ
「無農薬野菜」として販売してはダメということ。
実は、JASマークをもらうには
無農薬栽培で育てただけでは
審査に通らないんです。
無農薬栽培は当然のこととして、他にも
- 育てた土壌で過去何年以上農薬を使っていない
- 半径何km以内に農薬をまいた土壌がないetc…
といった細かい条件が多々ありますので。
だから、仮に
「本当に無農薬で栽培したけど
公的機関の認定は受けていない玉ねぎ」
こんな玉ねぎを
無農薬アピールで販売したい場合もあるでしょう。
その場合は
- 「農薬不使用玉ねぎ」
- 「農薬を使っていない玉ねぎ」
といった感じで、ちょっと不自然なネーミングで
販売しないといけないんですね。
要は、「無農薬」、
これに関しては
本当にきっちりと法整備された線引があり、
それを破ると罰則もあるということ。
対して、「無添加シャンプー」の
無添加にはなんの線引もありません。
極端すぎる話、
- ガソリン無添加
- ヒ素無添加
こんなんでも無添加と言っても大丈夫^^;
今のは極端すぎましたが,
仮に「ヘマタイト無添加」みたいに
それっぽく書いてあったとしましょう。
これって安全なシャンプーでしょうか?
実は、ヘマタイトって「鉄鉱(赤鉄鉱)」ですからね^^;
そんなん入ってなくて当たり前w
だからこそフレーズにも騙されちゃダメなんですよね。

無添加シャンプー≠優良シャンプー
まぁ、上で挙げた例は極端すぎましたが^^;
シャンプーでよく見かける
- 着色料無添加
- 香料無添加
- 防腐剤無添加
- 安定剤無添加
こういったフレーズ、
やはりこれだけでも安全とは言い切れません。
これも私が繰り返し繰り返し、
口酸っぱく言っていることになりますが、
シャンプーで最も大切なのは
「洗浄成分=泡」なんですよね。
補修成分なんて二の次です。

よろしければ、
以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】
【ジプシーの女性へ】シャンプーを選ぶ時にいちばん大事なポイントとは?
例えば、洗浄成分に害悪成分代表みたいな
「ラウレス硫酸ナトリウム」を使っている
シャンプーがあったとしましょう。
で、パッケージには堂々と
「無添加シャンプー
(着色料・香料・防腐剤・安定剤無添加)」
なんて書いてある…
こんなシャンプーが良いシャンプーかどうか、
賢い読者さんなら、もうお分かりですよね?
そもそも
硫酸系の洗浄成分を使っている時点で
「美髪」という観点からすれば
完全にアウト!
で、実際のところ
世の中にはこういった
「硫酸系洗浄成分使用+無添加シャンプー」
ってのが本当に存在するんですよ。
それは私のシャンプー解析のほうで
その都度ツッコんでいってますので
参考にしてみてくださいね。
無添加シャンプーでおすすめは?
どうしても「無添加」みたいなフレーズが好き!
ということでしたら、
やはり、私の家庭でも使っている
ハーブガーデンシャンプーをおすすめします。

まぁ、「○○、●●一切不使用」って感じで
「無添加」とは書いてませんけどね…
裏を返せば無添加なんて
やっぱり意味のない言葉なんですよ。
あと最後に、
市販で販売されている
500円前後の価格帯の無添加シャンプー、
ぶっちゃけあの辺、全部おすすめできません。
ほぼほぼ硫酸系の洗浄成分を使っているか
使っていなくても泡立ちが悪かったり
補修成分が貧素だったり…
言い方は悪いですが
「値段なりの性能」というのが本音です。
無添加シャンプーまとめ
無添加シャンプーについての
解説は以上になります。
最後に簡単にまとめておきますね。
- 無添加シャンプーに定義はない
- 無添加シャンプー≠優良シャンプー
- フレーズで選んではダメ
- 言ってみればどんなシャンプーでも無添加シャンプー
無添加シャンプーでなくても
良いシャンプーはいくらでもありますよ。
私のおすすめシャンプーにつきましては
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