こんにちは、タカシです^^
今回は、
POLAから販売されている
「グローイングショット」
についてレビューしていきたいと思います。
「髪のハリやコシを取り戻す」
「白髪改善し若々しい髪へ」
というキャッチコピーですね。
それでは早速、
レビューの方に移っていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。

グローイングショット
販売業者:POLA
代表者:横手 喜一
所在地:東京都品川区西五反田2-2-3
お問合わせ:https://net.pola.co.jp/beauty/products/em/enq/enq_form.php?qIds=BDdqpUXw6kut
目次
グローイングショットの成分解析は?
まずはいつも通り
グローイングショットの
成分解析から見ていきましょう。
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、コカミドメチルMEA、ラウリルグルコシド、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、加水分解コメエキス、タベブイアインペチギノサ樹皮エキス、チガヤ根エキス、オタネニンジン根エキス、トチャカエキス、PCA、PCA-Na、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソステアリン酸、イソロイシン、グリシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、プロリン、クレアチン、セリン、トレオニン、バリン、コカミドMEA、加水分解エンドウタンパク、加水分解水添デンプン、乳酸Na、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、加水分解コラーゲン、グリコシルトレハロース、BG、PEG-8、PPG-7、ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン、ポリクオタニウム-10、カルボマー、クエン酸、エタノール、ペンテト酸5Na、香料、フェノキシエタノール、安息香酸Na
グローイングショットの洗浄成分は?
グローイングショットに
洗浄成分として配合されているのは
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- コカミドメチルMEA
- ラウリルグルコシド
- ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
このあたりでしょうか。
5種類も配合されているということで
かなり多くの種類から構成されている、
と言えますね。
それではそれぞれの成分の性質について
細かく見ていきましょう。
まず洗浄成分のメインとして配合されているのが
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」。
実はこの成分は害悪成分としてかなり有名な
「ラウレス硫酸ナトリウム」と同程度の
洗浄力の強さをもった成分になります。
今出てきたラウレス硫酸ナトリウムという成分は
いわゆる「硫酸系」と呼ばれる洗浄成分で
その「洗浄力」と「脱脂性」の強さで
悪い意味で有名になってしまった成分。
このラウレス硫酸ナトリウムは
食器用洗剤や車用の油汚れ落とし剤などにも
使われるほどその洗浄力は強力なものなんです。
本当に冗談抜きで、食器洗いなどをしているだけで
肌荒れしちゃったり肌が乾燥しちゃったり、
なんてこともあるくらい^^;
また、このラウレス硫酸ナトリウムは
実際にシャンプーにも使われていてこれが頭皮のトラブルや
髪が傷む原因にもなっているんですね。

もうその悪行っぷりは業界関係者だけでなく
一般の消費者の方にもかなり広まってきていますから
「ラウレス硫酸ナトリウムが配合されているだけで売れない…」
そんな事態にまで発展しています。
ですから各メーカーもなるべくなら使いたくない。
ちなみにラウレス硫酸ナトリウムは
製造コストが極めて低く
かつ洗浄力も高いので、
メーカーサイドからすればうってつけの成分なんですよ。
ですが現状では先程のような背景から
ラウレス硫酸ナトリウムを使っているメーカーも
かなり減ってきています。
それでもメーカーとしても
価格競争の部分は避けられないわけです。
そこで登場するのが
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」。
確かにオレフィン~はラウレス硫酸ナトリウムに比べると
「脱脂性」の強さはいくらか緩和されています。
ですがやはり「洗浄力」の方は
ラウレス硫酸ナトリウムと同等レベルに強力で
髪や頭皮を傷めるつけることに変わりはありません。
今回の「グローイングショット」は
このオレフィン~がメインで配合されているわけですから
「洗浄力が幾分強いのではないか」
という懸念はありますね。
「美髪」という観点から見れば
できれば使いたくはないような造りです。
そしてオレフィン~の次点にくるのが
「コカミドプロピルベタイン」。
この成分はベタイン系の洗浄成分で
- 刺激性は低く安全性が高い
- 洗浄力やや弱め
- 泡立ち弱め
といった特徴を持っている優秀な成分。
その安全性の高さから、
ベビーシャンプーにはよく使われていて
刺激性も極めて低く、その刺激性の低さは
目に入っても痛くないほどです。
そして3番目にくるのが
「コカミドメチルMEA」。
こちらは起泡剤の役割でしょう。
この成分を配合しておくことで
泡立ちが促進されるというわけですね。
肌への刺激も低く安全性も高いので
シャンプーを始め
ハンドソープや食器洗い用洗剤などにも
重宝されている成分です。
そして次点の「ラウリルグルコシド」。
こちらも低刺激性で安全性の高い成分、
ベビーシャンプーに使われることも
多いですね。
最後の「ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン」
については起泡剤の役割で
こちらも泡立ちや泡の持ちを
促進してくれるような効果があります。
以上、洗浄成分の解説だけでも
かなり長くなってしまいましたね^^;
グローイングショットの洗浄成分の総評としましては
やはり「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」が
メインで配合されている時点で
「あまりおすすめはできない1本」という結果。
オレフィン~以外の成分は
髪や頭皮への刺激も優しく、
かつ安全性も高く優秀な成分なだけに
「惜しい」という印象が強いです。
クレンジング効果を謳っているだけに
頭皮のサッパリ感を演出したかったために
オレフィン~を配合してきている姿勢は垣間見えますが
やはり美髪という観点からはおすすめできません。
グローイングショットの補修成分は?
今回のグローイングショットには
- 「髪のハリやコシを取り戻す」
- 「白髪改善し若々しい髪へ」
というキャッチコピーがありました。
「育毛」を連想させるような
内容だと思います。
そして実際グローイングショットには
髪のハリ・コシや白髪改善に効果が期待できる
成分が配合されているようです。
ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン
このビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン
という成分はいわゆる「シリコン」なのですが
一般的に「シリコン配合」なんて書いてしまうと
イメージ戦略的には「具合が悪い」んですね。
なんせボトルパッケージに
「ノンシリコン」と書いておくだけで
売れていくような時代ですから…
(シリコンは決して悪者ではありませんよ!)
ですからオフィシャルページにおいても
「シリコン」という表現は避ける形で
「ポリマー」なんて書き方がされていますね^^;

オフィシャルページの解説にて
ハリコシアップポリマーと表現されていますが
これは紛れもなく
ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン
というシリコンによる効果です。
ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコンは
手触り感向上(軋み防止・ボリューム感)の
効果があるシリコンで
かなり即効性が高い成分。
ですから使い始めた1日目から
その効果を体感できるでしょう。
まぁ裏を返せば「改善」ではなく
その場凌ぎの「演出」とも取れますが…
加水分解コメエキス

オフィシャルページにもある通り
黒米エキス(加水分解コメエキス)が
「黒髪サポート」の役割を果してくれます。
この加水分解コメエキスは
紫外線から肌を守る効果があり、
日焼け防止、保湿、皮膚コンディショニングがある成分。
もちろん髪に対しても同様の働きをしてくれますので
髪を紫外線から守ってくれたり
保湿力が向上したり
といった効果が期待できます。
ですからこちらの加水分解コメエキスについては
「黒髪サポート」とあった通り
あくまで「サポート」や「予防」の効果はありますが
「改善」については期待できません。
悲しいかな
グローイングショットを使い始めたからと言って
「白髪が急に黒髪に」なんてことは
恐らく、いや絶対にないでしょう。
以上グローイングショットのキャッチコピーに
効果のある有用成分を見てきましたが、
いずれの成分も「微妙」とった印象。
謳い文句についても決して嘘ではありませんが
「改善」については期待されないほう良いかと。
グローイングショットの美容師の評価は?
それではここからは
グローイングショットの
総合的な評価の方に移っていきたいと思います。
まず、シャンプー選びの際に
最も重要視するべき洗浄成分について。
こちらについては
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naがメインに使われており
使用後のサッパリ感は得られるものの
やはり洗浄力の過剰な強さは否めません。
使い続けているうちに
髪のダメージは蓄積されていくでしょう。
また補修成分・有用成分についても
「ハリ・コシアップ」「白髪改善」の
キャッチコピーを叶える程の効果があるかというと
正直「微妙」と判断せざるを得ません。
唯一、ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン
による「その場しのぎ的」な
ハリ・コシアップは認められると思います。

また価格についても
シャンプー単体で3000円程とかなり高額です。
コスパについても高いとは言えず
私からは「全くおすすめできない1本」
という結果になってしまいました。
シャンプージプシーでお悩みの方へ
繰り返しになりますが、
シャンプーで最も重視すべきポイントは
「洗浄成分がやさしいかどうか?」
ということなんですね、ホントにこれ絶対!
補修成分なんて二の次なんです!
エッセンシャルのように
硫酸系の洗浄成分を使っているシャンプーは
元美容師の立場から言っても
ぶっちゃけ、おすすめできません。
硫酸系成分を使ったシャンプーは
その強過ぎる洗浄力で髪や頭皮を傷めつけ、
「自ら傷めつけておいて補修する」
という本末転倒っぷりを披露してくれます。
あなたがヘアケアを真剣に考えていらっしゃるなら
やはり、アミノ酸シャンプーを使用されることを
強くおすすめしております^^
アミノ酸系洗浄成分は、硫酸系とは違い
髪に優しく、頭皮や肌にも優しい成分です。

なんせ、髪自体もアミノ酸で構成されていますからね、
- アミノ酸=天然物
- 硫酸系=化学合成物資
どっちが身体に優しいですか?って話。
ただ、アミノ酸でシャンプー唯一の欠点として
「価格問題」が挙げられます。
スーパーやドラッグストアに行けば
シャンプーなんて500円ほどで売っているものですが
こだわりの強いアミノ酸シャンプーとかだと
4000円、5000円なんて平気で言ってきますからね^^;
ですが実際は、
購入先や購入方法などの買い方を工夫するだけでも
かなりオトクに買えたりするものなんですよ^^

例えば、百貨店で販売されているような
アミノ酸シャンプーでも、
優秀なものは数多くありますよね。
また、それらのような優秀なシャンプーの他にも
「ネット専売のシャンプー」と言って
ネットショップでしか買えない
優秀なアミノ酸シャンプーもあるんです。
ネット専売品ですから、
広告費もメディア出稿料に比べると低く抑えられ、
その分、価格も抑えて販売できるので
店頭販売商品と同等の性能でも値段が安かったりします。
また、本当に良いシャンプーならば
宣伝せずとも、口コミで勝手に良い評判が
広まってく世の中になってきていますからね。
良いものは良い、
それは消費者が一番分かっていることです。
実際、私がおすすめさせてもらっている
アミノ酸シャンプーを使い始めてから
- 髪質が見違えるようになった
- 自分の髪じゃないみたい
- シャンプー選びに迷わなくなった
- 性格まで明るくなった
こんな嬉しいメールも日々いただいております。
もちろんシャンプー選びだけではダメですよ、
睡眠や食事・ストレス等にも
気を配りましょうね^^
「優秀なアミノ酸シャンプーは
あなたのヘアケアの手助けをしてくれる」
ただこれだけの話なんです。
まずは、あなたの生活を変える、
そこにアミノ酸シャンプーを取り入れて
美しい髪をゲットしてください!
明るい毎日が待っていますよ^^